赤いランプが消えたとともに医者がゆっくりと




手術室から出てきた。





玲人「來夜は…?」





医者の、言葉は残酷なものだった。




医者「全力は尽くしましたが、






いつ起きてもおかしくありません。






このまま一生起きない場合もあります…」






皆「うそ、だろ…」





医者「真中さんは、個別室に移しましたので




面会したい場合はどうぞ行ってくださいね…







医者が戻ると、みんな暗い目をした。





なんで…來夜だけが?





俺らは個別室に向かった。






個別室にはいると、來夜に、意味がわからねぇ機械がたくさんと言っていいほど




つけられていた。






玲人「…來夜………」




玲人が來夜の手を握る。





その瞳は弱々しくて、見てる俺らが辛かった。





俺らは涙をこらえながら





來夜と玲人を二人にした。






作者side完