來夜「愛魅は陸を





受け止められるか?





本物の姿の陸を....













愛魅「....っ本物の陸?









來夜「....ああ」





愛魅「上等だよ─....」





來夜「陸は、



銀龍1代目副総長だ。









愛魅「、な、なんですって....?!




陸が?










目を見開く愛魅。
仕方ないだろう。




愛魅の、前での
陸は、優等生だったから....。




來夜「愛魅、お前は昔どっかの族に目をつけられてたでしょ?

  


んで、陸に、言ったんだって....。








陸が死ねば





愛魅には、近づかねぇって」






愛魅「う....、そ」





だいたいの予想はついたみたい。
だけど....これからが本番だよ?





來夜「嘘なわけ無いでしょ。



それで、陸は総長。つまり、お父さんに




お願いしたんだ。




俺を殺してくれってな....




もちろん、お父さんは拒否。









愛魅「....っ」




來夜「でも....陸が



大切な姉を守るためだ。




仕方ねぇよ。




頼む。




殺せ。俺を。




って、言った。



お父さんは渋々りょーかいしたんだよ。




....そして陸は死んだ。




ほんとは、つらいはずなのに、




ありがとうって笑顔でいいやがったんだ。」




愛魅「陸っ....?!




陸....




陸───!!!!」



愛魅は泣き叫ぶ。