銀龍×黒龍~総長同士の甘い恋~







「...やっ、...來夜」

來夜「…………………………あ、え?」

どうやら私は玲人に、呼びれていたらしい。
玲人の方を向くと玲人は悲しい顔つきになっていた───...。




來夜「玲人...」

力なく呼んでみた。
愛しかったんだ。
目の前にいる玲人の存在が。



玲人は、抱きしめてくれた。
支えてくれる。守ってくれるって言ってくれたみたいで、私は何故か安心したんだ。



数分たって離してくれた玲人。
突然暖かまりがなくなり
なんとも言えない気持ちになった。




玲人「......ないてんじゃねえよ」

來夜「な、いてる...?」

私が?
感情なんて顔に表さない私が人前で泣くのはあの日以来なのかもしれないね───……………。