でも銀色に、輝く髪の毛に赤い瞳を持った女。
銀姫かも知れねぇけど...俺らの知ってる奴でもいる。
銀色に、輝く髪の毛に、赤い瞳を持った來夜が━━...。
爽「もしかすると、銀龍総長って、來夜かもしれませんね...」
爽が俺と同じことを言った。
龍斗「っ、まぢかよ!でもよ!あいつ、そんな、素振り一切見せなかったぜ?!」
透「...そ、うだよ......。來夜が、あの...銀龍総長なんて......」
爽「でも、もし、そうだとしたらあの、殺気の量も...調べても出てこなかった來夜の、情報も組合いますよ」
透「まぢ...かよ」
いつもと違う透の、口調は明らかに驚いているのが目に見え見えだ。
龍斗「...來夜が、そんな、すげぇ奴だなんてな...」
楓「あーあ...來夜バレちゃったよ」
楓が小さくつぶやいた。
玲人「あ?」

