來夜にだけは、言わなくて俺は玲亜を倉庫に連れてきた。

玲亜は、声は変わってねーのに、実際会ってみるとものすげぇ、変わっていた。





玲亜は、爽たちに会ったことがあるからすぐに、会話にも入ってこられた。




玲亜「久しぶりだねっ、みんなー」

透「うん♪玲亜ちゃん、可愛くなったねー」

龍斗「うんうん。」

爽「見ないうちに凄く変わりましたね」

楓「だよなー」


俺が目をつぶってソファーで座ってると、
龍斗が余計なことを言いやがった。

龍斗「おいおい、総長さんよー」

玲人「……………」

返事をするのがめんどくて
無視してると龍斗が、挑発してくるような
目つきをした。

こっちをニヤニヤして...。

龍斗「久しぶりにみた妹に一言でも声かけてやれよー」

爽「これ以上玲人をからかうんではありません」

爽が龍斗を止めに入る。

龍斗「待てって爽」

爽「...は?」

爽がキレるとさすがの俺でもとめれねぇからな、キレられたら龍斗おわりだな。

なんてどーでもいい事を
考えていた。


龍斗「……………あ、あぁあああ!!!」

玲人「さっきから黙って聞いてりゃうるせぇよ、」

龍斗「黙れ!!!黙ってくれ!!!」

玲人「……………勝手にしろ」

龍斗「うわぁぁあああ!!!」

馬鹿か。
俺は馬鹿龍斗を、止めても意味ねぇと思い
無視した。

ちなみに皆も。
さすがの玲亜は苦笑い。

龍斗「もーしかーして、爽てば、玲亜ちゃんに、興味あり?!」

爽「...龍斗?...死ね」

龍斗「すんません」

さすがの龍斗も爽に、切れられたらどうなるかわかってるみたいで...。

龍斗も黙った。
つぶっていた目をうっすら開けると
赤くなってる爽と
赤くなってる玲亜。

こいつら...両想い、とか?

玲人「頑張れよ。玲亜、爽」
俺が適当にエールを送ってやると、
爽と玲亜はさらに真っ赤にした。

透「青春だぁ~」

楓「あーこの部屋暑ぃよ」

透「うんうん」

楓「ま、青春真っ最中だから。我慢だな」

透「だねー♪」

玲亜「/////」

爽「//////」










そんな、ことを話してる間に俺は玲亜が言ってることを思い出した。