彩花「麻奈未…」

彩花は、麻奈未がとまらないと察知したのか、
怯えた様子で私を見た。

私はそれを、無表情で彩花を捉えた。

麻奈未「玲人に近づいたやつは許さない」

そう言って首をまたきつくしめた。
麻奈未の力はこれといっていいほど、弱くて、痛くもなんともない。



「麻奈未!?落ち着きなよ!?!」

またとめにはいる、三人組の一人。

麻奈未「やだよ!玲人は私のだもん」

玲人…あんたは、女をなんだと思ってんの?
こんなに傷つけてまで女を欲しいの?

女を求めてるの?
玲人、あんたは、間違ってる。


「やめなって!麻奈未!」

麻奈未「優ーyuuーまで、だまってって」