低く冷たい声が夜中に響き渡る。
............怖い。
不良たちは、怖いのか言いたくないのかはわからないけど、しばらく黙っていた。
重たい沈黙の後、銀姫は、ため息をつくと私をチラッと見てから不良達に、視線を戻した。
銀姫「言わねぇと命ないよ?」
不良1.「血毒です....」
銀姫「血毒、ねぇ....」
銀姫は不気味に笑うと不良達の方へしゃがみかみ、赤い瞳を怪しく光らせた。
銀姫「総長に、いっときな?
血毒は銀龍総長がぶっ潰しに行くってな」
それだけ、いうと不良をまた殴ってから私の方向へきた。

