こんな事を言いながら
私が眠ろうとしたら、
楓が聞いてきた。



少し悲しげに微笑む楓。
たまに、楓はこんな顔をする。


たまに?
いいや...むかしから、ずっと。ずっと。






楓「來夜は......玲人が好き?」




いきなり言った楓の言葉に
言葉をつまらせる私。

楓「玲人のことすき?」

來夜「どーだろ...わかんない」