よって、あたし達の学校はリレーでも1位を取り、かなりの好成績を残した。
後輩達も同級生達も、かなりの気合いを見せてくれたので、予想以上に盛り上がった大会だった。
そうして、幸せな気持ちで水泳大会は幕を閉じた。
―――……
『おめでとー!!』
プールを出て、貰った賞状を手に騒ぐあたし達の元に、有美と大悟がやってきた。
満面の笑みで『凄かったよ!』を連発する有美にお礼を言う。
大悟はあたしが貰った賞状を見ては、『俺と比べ物になんねぇ、マジで』と驚きながら呟いていた。
京司は大して1位を取ったことに喜んではいないようで、後輩達の疲れきった体に攻撃を喰らわしていた。
後輩達疲れてるから!!
つかアンタ元気だな!!
呆れながら心の中でツッコミをいれた。
ふと気付いたが、京司はいつの間にか後輩達や同級生達と仲良くなっていた。
水泳部以外の生徒は分からないけど、明らかに京司を好いてくれている人が増えた。
やっぱり、京司の人間性が支持されたんだろーな。
何故だか誇らしくなって、京司の、ダルそうだが楽しそうな表情を見つめた。



