京司はその燃えるような赤い髪の毛をグシャリと握った。
見慣れた大量のピアスは今は無く、スッキリした耳元だ。
(なんか物足りない)
そう思ってクスクス笑っていると、今度は京司があたしの両頬をつねってきた。
「いひゃーッ!!?!?」
『ぶふふ』
「きひょひ(きしょい)」
『あ?』
「ひゅいひゃひぇん(すいません)」
すると隣から笑い声。
何かと思って、つねられたまま隣をチラリと見ると、後輩の女子2人が笑っていた。
「ひゃに?(何?)」
『先輩達、仲良いなって』
『兄と妹みたい』
………………。
京司はあたしの頬から、つねる指を離した。
『ふっ、』
「何であたし妹!?だってあたし京司より誕生日早いよ!?!?」
『精神年齢は俺のが上なんだよ、チビ』
「だまれヤクザ!!!」
互いが互いを睨みつけていると、後輩達は更に笑う。
すると京司も吹き出して、ついにあたしも爆笑した。
確かにあたしのが妹だな。
本当は認めたくないけど!!



