世の中はノリが大切
流れが大切
勢いが大切。
俺は友達のアパートから
また千尋のアパートに居場所を移動。
クリスマスはデブにデカいケーキを買わせ
3人でキリストの誕生日を祝う。
本当は誕生日じゃないって説もあると
デブが言ってた気がしたけど
ワインを飲んだら忘れてしまった。
お祝いならいいじゃん。
正月は嫌がる千尋を説得し
スーツ姿で彼女の家に行く。
おやじさんにスゲー怒られた。
『報告が遅すぎる』と俺と千尋を本気で怒ってた。
本当の父親じゃない
私の家はここじゃない
私は邪魔なの
そう彼女は言ってたけれど
俺から見れば
そんな風には見えなかった。
義父さんは本気で怒ってから『よろしく頼む』と涙目で頭を下げてくれたし
彼女の母親は笑顔を見せながら泣いていた。
笑った顔が千尋に似ていた。
可愛い年の離れた妹は俺と仲良しになり
マリオカートで大騒ぎ。
千尋の嬉しそうな顔が俺の幸せ。
もう送って来た荷物も
貯め込まず
すぐ開くだろう。



