一日前 22時50分52秒 鉢形小学校 校門前
「うぅ…」
一郎は目を覚ます。
どうも見覚えのある場所で大きく泣き崩れる。
「なんでだ…喜代…」
目の前には喜代が死んでいた まるで寝てるかのように ほおを触る とてつもなく冷たい

一郎は喜代を抱きよせる、すると喜代の背中に紙が張り付いていた。
「これは…なんだ?」

<Z┏┳┓яI┗┛┏┓>
よくわからない文字が並ぶ
この理解不能の字のうち、Zだけはゼットではないかと検討がつくがあとはяがRに見える。
それ以外は全くわからず…
紙を胸ポケットに入れ、一服する。
すると後ろから水の音と潮の匂いとがし、振り向くと
[ザパーーン]
一郎は波に飲まれてしまう。