夕飯後、俺は健也の家に遊びに行った。


「おーっす。健也ー。」


ドアを開けると勉強机にむかって勉強している健也がいた。



相変わらず真面目だな。



「おぅ。大輔。どーした?」



勉強を止めて俺の方に向き直った。



「いや、何で今日機嫌悪かったんかなーと思ってさ。」



俺がそう言うと健也は一瞬顔をしかめた。