「ごめっんね!!

…ぅぁ、と、とと、ともか、とりあえずトイレ行こおおか…っ」


情けない…。噛んじゃったぅぁ…。


わたしはともかの柔らかい手首を引っ張ってトイレへ逃げ込んだ。




「なんで」


へ?


あ…



「わ、わたしのためにあそこまで言わなくて良いよ…?ぎゃ、逆に言っちゃだめだよ…。

そう言ってくれて嬉しいけど…

ともかが女の子の反感くらっちゃってケガしたらわたし、嫌だもん。

だからだめ…」




ふぅぅ…。


ともか、怒るかな…。