暴走族に愛された姫





姫「…王龍を潰すために格好の餌として使うってこと?」






暫くみんな黙り込んでいた



やっと聞こえた一言目が由樹の謝罪だった






由「…うん。だからごめんね姫ちゃん。
俺の所為でこんな事に巻き込んでしまって。でも、姫ちゃんの事は全力で護るから。」







ホントにごめん、と何回も謝ってくる由樹が今にも泣きそうで切なくなってきた


だからアタマを撫でながらこう言った







姫「由樹…謝んないで?
泣きたいなら泣いて?そんな悲しそうな顔しないで?あたしなら大丈夫だから!」