あなただけのレンズ




あたし…もう我慢できない…。



「祐輔くん…」



「はい?なんでしょう?」


キョトンとして首を傾げる。



「あ…あの私…あの、祐輔が好きです!」



思わず言った。



でも、クラスの誰も気付いていなくて良かった。



「豊中さん僕も好きですよ!」



恋愛感情って意味じゃないって事は分かってる。


ほんと、鈍感。


「良かったー。じゃあ友だちだよね?」


私は何事も無かったかのように言った。



「はい!勿論ですよー」



遠くなれば遠くなるほど愛しくなる。


恋ってそういうもんですー。