あなただけのレンズ



祐輔くんは、背があまり高くない。



多分、175ぐらい。



その上、存在感もない。


けど、モテる。



そして、そんなモテる彼に恋をしたなんて…勝てる気しねぇ…



教室を見渡す…



「はぁ…居ないなぁ祐輔くん…」



「はい?呼びましたか?」



「!!!!!??」



驚いて斜め前を見ると、ちょこんと椅子に座って何か書いている。



「い、い、いつ来たの!?」



「ずっと居ますよ?第一ここ僕の席ですし…」