「あ…れ…祐輔くん…わたし…死んだんじゃ…」



「豊中さんは死んでないです」


そういって笑うと豊中さんは真剣な顔になった。



「祐輔くん…あの…好きです。友達としてじゃなくて…恋愛感情で…」


いきなりの告白…でも、僕もはらをくくって返事しなきゃ。

「僕もです。でも、今は治すことに一生懸命になって下さい。僕は彩音さんが元気になるまでずっと待ってますから。」


そういうと、まこさんとお母さんが入ってきた。


「ごめんね聞こえてた…」


まこさんは嬉しそうだ。