あなただけのレンズ



「ねぇねぇ彩音!聞いて!図書室に幽霊でるんだってぇー!怖いよねー!」



「へぇーそうなんだー!でも、あたし霊感とかそういうの全くないし」


そういいながら階段を降りていた。

そしたら不意にいい香りがしたから、つい振り返ってしまった。



振り返ると階段の上の彼と目があった。



彼の名前は野村祐輔。


確かそんな感じだったはず。