あなただけのレンズ





「まこ…大丈夫だからさぁ」



まこはブツブツ言いながら委員会へ行った。


本当誰だろうこんな事するの。



「ねぇ、豊中彩音さん?だよね?」


振り返ると知らない女子が立っていた。



「はい…そうですけど」



「あのね…ちょっとだけ彩音さんに怪我してもらおうと思ってます」


そういって私を軽く押した。


「あっ!」


気づいた時には遅かった。


後ろは階段。


私は痛いを通り越して麻痺した。


遠くで聞こえる声。