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車は道を走り続けていた。

どこに向かってるのかさっぱりわからない。


わたしは車の中でボロを出さないように頑張るのに必死やった。

つよしに気に入られたいから。



「けいこは行きたいとこある??」


30分ほど車を走らせたつよしがわたしに聞いた。

行きたいとこ…

とくに思いつかなかったわたしは


「別にないかなぁ。つよしに任せるわ。」


そう言った。


「オッケ。」


そう言ったつよしが入ったところはカラオケだった。


日曜日のお昼ということで結構人が入っとって1件は断られてしもたけど、2件目はすんなり入ることができた。


つよしとは正面向き合って座り、つよしがまず曲を入れた。

当時流行ってた曲。


カラオケは得意やない。

あんま行かへんし。

でも歌えないと言って引かれるよりましや。


そう思って勢いでつよしの後に曲を入れた。