桜〜新選組と1人の少女の物語〜



平「じゃー、いってくるなーっ!」


あ、平助くんは確か…。


「待って。平助くん、これ絶対緩まないようにしててね。」


平助の頭の巻物をきつく結び直した。


「おっ、おう。」


照れたように頷く。