桜〜新選組と1人の少女の物語〜



「なに?僕が負けると思ってるの?」


えっ!


「あっ、そんなんじゃなくてっ…」


あわあわしてる。
どっ、どうしよう…。気わるくさせちゃったかな…



「ふふ。冗談だよ。 僕の事心配してくれてるんでしょう?」


沖田さん…。私はこくんと頷いた。