「わっ……。….あ……あの…」


平助は沖田を睨んで私の手を引きながら庭の方に歩いて行った。


「ねぇ…….藤堂さん…。」


「平助」


え?なに?


「平助って呼んで。あと敬語もなしだから」


「いや……あ….いきなり……」