会話もなく部屋にたどり着いた。 迷路みたいだったな…。覚えられるかな。 「君、まだ僕も100%信じたわけじゃないからね。僕、女嫌いだし」 な……なにそれ……。 「……。」 私はコクンと頷いた。 「もう寝れば?布団はそこに入ってるから」 押入れを指差した。 あそこか…。