桜〜新選組と1人の少女の物語〜




町につくとさくらと沖田をチラチラずっと見られていた。



「ねぇっ、ねぇ…。あたし、顔に何かついてますか?」


オロオロしながら聞く。



もう、せっかく沖田さんといるのに…。変なのが付いてるのかな…



ペタペタと自分の顔を触る。




「ははは。

違うよ。大丈夫だから」



ふふふっと笑ながら団子屋さんに入る沖田。



「女将さん!いつもので」