桜〜新選組と1人の少女の物語〜




「お千…」


明らかに嫌そうな顔をする斎藤。


「じゃぁ、俺の部屋で寝るといい」


え…


「なんだ?俺の部屋では嫌なのなら…」



「いっいえ!ありがとう…ございます」



「では、いくぞ。」


そっとさくらの手を引いて自分の部屋にいく。