「え…」


隆太の吐息があたしの首すじにかかる。
どきどき…
なんであたしどきどきしちゃってんの?




「こももさ、俺だからって油断してるでしょ。」





「油断!?油断もなにもあたし達は…」



「こもも、俺だって男なんだからな」




そういうと隆太はあたしを離して


「かわいい…こもも。耳真っ赤。」



といった。そして何事もなかったかのようにテーブルに着くと


「いただきまーす!」

といって食べ始めた。



あたしも

「い…いただきます。」

といい食べ始めた。