「こもも!おい!こもも!っったく…
歩くの遅いんだよ…おぶるぞ!」





「は!?あんたの足が無駄に長いから歩幅がでかくて追いつけないの!」




「ふっっっ…こももは足が短いもんなw」


「うるさぁぁぁあああい!」


というと


あたしは隆太のすねに

ローファーでいっぱつけりをいれた。


「ってぇな…ちびが生意気なんだよ…食べるぞ!」



「は!?なんでそうなるのよ!」



なんだかんだいっているうちに家に着いていた。



「こもも!じゃあな!明日寝坊すんなよ!」



「隆太こそ!」








ーガチャーー…


「ただいま〜!」


スリッパを履くとリビングにむかった。


「ママ?」



「ふんふんふっふーん♪あ、こもも!おかえんなさぁい♡」


「お腹すいた!」



「うんうん!わかってるって♡もうちょっとで晩御飯できるわよ♪着替えてきなさい!」





「はぁい。」


「それと、今日はね、ビックニュースあるの!後で話すわね!」



「りょーかい!」




しばらくして一階から



「こもも〜!ご飯!」


と聞こえた。



「はーい!」



一階へ下がりダイニングテーブルに座ると…



いただきます!

そういって2人で食べ始めた。




テレビを横目で見ながらいつものように食べていると…


「あ、そうそうこもも!ビックニュースなんだけど、隆太くんと明日から住んでね♪」


「うん…え…はぁぁぁぁあああああ!」




耳を疑った。



「なんであたしが隆太とすまなきゃいけないの!?」



「ママとるな(隆太のママ)明日から3ヶ月パパ達のところへ行ってこようと思ってるのよ。」






「そう…ってなんで隆太とすまないといけないのよ!?」



「あ。隆太くんはね、ご飯作れないのよ。だからるなにこももちゃんに作ってもらおうとおもって♡」






「んでいつ日本発つの?」




「えーとね、明日の朝ね!」


急!!!!急すぎる…



「で、どっちの家に住むの?」





「こっちよ!隆太くんが来てくれるからこももの隣の部屋つかわせなさい。」




「わかった…」




どうやら拒否権はなさそうだ…


素直に従うことにした…


隆太だしなんにもないよね…www




<隆太SIDE>



「ただいま〜…」


リビングにいくと母さんが

「ふっふーん♪あ、隆太おかえり!」



いつになく上機嫌な様子。


「母さんなにがあったんだよ。」



「あ、そうだそうだ隆太明日からこももちゃんと住んでね♪」


「え!?」


「母さんと、りな(こももの母さん)は明日の朝からパパ達のところへ行ってこようと思ってるの!3ヶ月!」


「急すぎる…」


「それで隆太は料理できないじゃない!こももちゃんに作ってもらおうっと思ってるのw」




母さん…


俺は普通に料理できるぞ…


まぁいいか。

こももと住めるんだし!


そう思うとすこしニヤッとしてしまった。


俺はこももが好きなんだ。




こももにはそれとなく伝えているのだがあいつは気づかない…


こももは自分のこと可愛くないって言っているが、あいつなんて男を一目惚れさせるくらいかわいい。



そのためライバルもおおい。


正直こももと小さい頃から一緒とはいえあせりを感じていたのだ…





同居がこももに気付かせるいいチャンスかも♪



そうおもいニヤッとした