「亜美、絶対やりなよね。これはチャンスなんだよ」

「うーん」

どんな仕事をするのか、あまりわからなくて、やっぱり私一人では決められない

ちゃん健太に話して決めたい

「亜美はきれいだからね。もっと自分に自信もっていいと思うよ」

「私なんてぜんぜんだよ。きれいな人なんてもっといっぱいいるし。自信は持てないなぁ」

「弱気なんだから」

優香はクスクスと笑っていた

この日はマックで由里と別れ、私は一人歩いていた

だんだん、日が暮れるのも遅くなり太陽が隠れる寸前で空がピンク色だった

「きれー」

久しぶりに見た夕焼けだった