やさしい手のひら・中編【完結】

朝方、眩しさで目を覚ますと私の体には布団が掛かっていた

由里と優香が私を布団に運んでくれたみたいだ

ぜんぜん気付かなかった。あまりにもぐっすり眠っていたから…

「亜美いっぱい寝たね」

隣で目を開けた優香が私を見て微笑んだ

「うん。優香と由里がいてくれたから安心しちゃって」 

「よかったー」

優香は本当に安心した顔だった

「もう起きたのー?」

目を擦りながら由里が起きた

「亜美、私に寄り掛かって寝たんだよ」

「そうなの?」

私は優香に聞くと

「うん」

「ごめん、重かったよね・・」

「ほんと重かったよぉ」

「由里ひどーい」

「亜美やっと笑った」

「由里…」

私を笑わせようとして…

「ありがとう…」

「もう亜美何言ってるの!」

2人がいたからゆっくり寝れて、少しだけど健太のこと忘れられていた