自分の中であの時抱えてくれたのは健太だと思っていた
きっと健太は助けてくれるって思っていたのに・・・
どうして、新くんなの?どうして健太じゃないの?
悲しかった
私達のことを知らない人ばかりだったけど、私は健太に支えてもらいたかった
健太じゃなきゃだめなのに・・・
「明日の昼には帰るから、それまで寝てた方がいいよ」
新くんは優しく微笑んだ
そして肩まで布団を掛けてくれた
トントン
「はい」
新くんが返事をするとドアが開き
「亜美ちゃん大丈夫?」
田村さんが心配して来てくれた
「朝ご飯ちゃんと食べないからよ」
「すいません」
「朝から調子悪かったんでしょ?」
「・・・はい」
「川崎くんも心配してたわよ」
健太の名前が出て私はハッとした
「あの、健太は・・・?」
「仕事が詰まっていて撮影が終わってすぐ東京に帰ったの」
「・・・」
やっぱり帰ったんだ・・・
「新くんによろしく頼むって伝えてほしいって言ってたわ」
そんな・・・それで健太は良いの?
「亜美は俺が見てますから心配ないですよ」
田村さんに言われて新くんはそう答えた
「明日の昼頃ホテルを出る予定でいるから、それまでゆっくり休んでね」
「心配掛けてすいません」
「初めてのことばかりだったし、緊張しちゃったのよね」
ニコッと田村さんは笑い
「新くんお願いね」
と言って帰って行った
ここに健太はもういない。わかってるよ。ツアー前だし忙しいことは。でもね、ちょっとでもいいから顔が見たかった・・・
きっと健太は助けてくれるって思っていたのに・・・
どうして、新くんなの?どうして健太じゃないの?
悲しかった
私達のことを知らない人ばかりだったけど、私は健太に支えてもらいたかった
健太じゃなきゃだめなのに・・・
「明日の昼には帰るから、それまで寝てた方がいいよ」
新くんは優しく微笑んだ
そして肩まで布団を掛けてくれた
トントン
「はい」
新くんが返事をするとドアが開き
「亜美ちゃん大丈夫?」
田村さんが心配して来てくれた
「朝ご飯ちゃんと食べないからよ」
「すいません」
「朝から調子悪かったんでしょ?」
「・・・はい」
「川崎くんも心配してたわよ」
健太の名前が出て私はハッとした
「あの、健太は・・・?」
「仕事が詰まっていて撮影が終わってすぐ東京に帰ったの」
「・・・」
やっぱり帰ったんだ・・・
「新くんによろしく頼むって伝えてほしいって言ってたわ」
そんな・・・それで健太は良いの?
「亜美は俺が見てますから心配ないですよ」
田村さんに言われて新くんはそう答えた
「明日の昼頃ホテルを出る予定でいるから、それまでゆっくり休んでね」
「心配掛けてすいません」
「初めてのことばかりだったし、緊張しちゃったのよね」
ニコッと田村さんは笑い
「新くんお願いね」
と言って帰って行った
ここに健太はもういない。わかってるよ。ツアー前だし忙しいことは。でもね、ちょっとでもいいから顔が見たかった・・・

