「うっ・・・ん」
ゆっくり目を開けると天井が見えた
あ・・ここホテルの部屋
私は首だけ動かし周りを見た
「新くん・・・」
「大丈夫か?」
「私・・・」
「撮影終わった瞬間倒れて・・・」
私、倒れたんだ
「暑さでやられたのと、お前朝も昼も飯食べてなかっただろ?そういうのが重なったみたいだぞ。すんげー心配した」
私の頭をソッと撫でた
「私どうやってここに?」
「俺が抱えて連れて来たよ。重かったー」
あの胸は健太じゃなかったんだね・・・
「健太はお前の所には来なかったよ」
「・・・」
そうだよね。仕事中だったし、あの場で私の所に来ても怪しまれるだけだもんね・・・
「新くん、ありがと」
「今日はゆっくり休んだ方がいいよ」
「うん」
♪♪♪~
私の携帯が鳴っている
起き上がって取ろうとしたら
「出るな」
「だって鳴ってる」
「健太だから出るな」
「でも出ないと・・」
「あいつはお前より仕事を取る男だ。亜美が倒れた時、誰よりも先に駆け寄るのが当たり前じゃないのか?」
「それは私達のことを周りの人が知らないから」
「だから黙って見てるのか?好きな女が倒れているのに俺はそんなことは出来ない」
携帯の音が止まってしまった
部屋の中が静かすぎて波の音だけが聞こえていた
ゆっくり目を開けると天井が見えた
あ・・ここホテルの部屋
私は首だけ動かし周りを見た
「新くん・・・」
「大丈夫か?」
「私・・・」
「撮影終わった瞬間倒れて・・・」
私、倒れたんだ
「暑さでやられたのと、お前朝も昼も飯食べてなかっただろ?そういうのが重なったみたいだぞ。すんげー心配した」
私の頭をソッと撫でた
「私どうやってここに?」
「俺が抱えて連れて来たよ。重かったー」
あの胸は健太じゃなかったんだね・・・
「健太はお前の所には来なかったよ」
「・・・」
そうだよね。仕事中だったし、あの場で私の所に来ても怪しまれるだけだもんね・・・
「新くん、ありがと」
「今日はゆっくり休んだ方がいいよ」
「うん」
♪♪♪~
私の携帯が鳴っている
起き上がって取ろうとしたら
「出るな」
「だって鳴ってる」
「健太だから出るな」
「でも出ないと・・」
「あいつはお前より仕事を取る男だ。亜美が倒れた時、誰よりも先に駆け寄るのが当たり前じゃないのか?」
「それは私達のことを周りの人が知らないから」
「だから黙って見てるのか?好きな女が倒れているのに俺はそんなことは出来ない」
携帯の音が止まってしまった
部屋の中が静かすぎて波の音だけが聞こえていた

