やさしい手のひら・中編【完結】

宴会場での晩ご飯となり、みんなもう集まっていて、強制的に新くんの隣となっていた

「遅くなりました」

と頭を下げ私と新くんは席に座った

小西さんの挨拶が始まり、乾杯をし、それからご飯を食べ始めた

私は乾杯の時のビールだけを飲み、明日も撮影は続くのでジュースに変えて飲んでいた

「飲まないの?」

「うん?ビール?明日も仕事だしね」

「ふーん」

そう言って新くんは自分でビールをグラスに注いで飲んでいた

「そんなに飲んで大丈夫なの?」

「俺はこれぐらいで酔わないから」

「やだよ、明日二日酔いは…」

「大丈夫だって」

確かに顔色を変えずに飲んでいた

みんなでゆっくりと味わい、明日の集合時間を聞いてお開きとなった

「ちょっと付き合って」

「ど、どこ行くの?」

立ち上がるとすぐに手を引っ張り宴会場を出て外へ連れ去られた