「部屋に戻ろう、看護師さんに知らせないとな」
凌に車椅子を押してもらい病院の玄関へと向かった
そして健太のことを思い出していた…
今ここに健太がいないということは、これが健太の答え?
私はそう思っていた
病室に戻り、凌はすぐ由里に電話をし
「今すぐ来るって」
「うん」
私は自分のマンションまでのことは憶えていたがその後どうやってここに来たのか記憶になかった
「どうした?」
凌が心配そうな顔をして私を見た
「私、マンションからの記憶がない」
凌は一瞬黙ったけど
「あの日、佐藤と亜美を探していて、やっと亜美を見つけたんだ」
深呼吸をし
「見つけた時、亜美は地面に座り込んで泣き叫んでた。その時すでに出血ひどくて…」
私はギュッと目を瞑った
「それから救急車で病院に来たんだ。亜美、出血多量で命が危なかったんだぞ」
「えっ?」
「亜美の体に俺の血が流れてる」
「凌の血が?」
「輸血が必要になって俺が亜美に輸血したんだ」
凌が私を助けてくれたんだね
「私を助けてくれて…ありがと…」
「あの場にいたら誰だって助けるだろ」
「でも凌がいなかったら私…」
「亜美が生きてるんだからそれだけで俺は嬉しいから」
照れ臭そうに凌は笑っていた
凌に車椅子を押してもらい病院の玄関へと向かった
そして健太のことを思い出していた…
今ここに健太がいないということは、これが健太の答え?
私はそう思っていた
病室に戻り、凌はすぐ由里に電話をし
「今すぐ来るって」
「うん」
私は自分のマンションまでのことは憶えていたがその後どうやってここに来たのか記憶になかった
「どうした?」
凌が心配そうな顔をして私を見た
「私、マンションからの記憶がない」
凌は一瞬黙ったけど
「あの日、佐藤と亜美を探していて、やっと亜美を見つけたんだ」
深呼吸をし
「見つけた時、亜美は地面に座り込んで泣き叫んでた。その時すでに出血ひどくて…」
私はギュッと目を瞑った
「それから救急車で病院に来たんだ。亜美、出血多量で命が危なかったんだぞ」
「えっ?」
「亜美の体に俺の血が流れてる」
「凌の血が?」
「輸血が必要になって俺が亜美に輸血したんだ」
凌が私を助けてくれたんだね
「私を助けてくれて…ありがと…」
「あの場にいたら誰だって助けるだろ」
「でも凌がいなかったら私…」
「亜美が生きてるんだからそれだけで俺は嬉しいから」
照れ臭そうに凌は笑っていた

