「ごめんごめん」
「反省してないくせに」
「飯食うから出て来い」
と、布団捲られ
「ほら、来い」
私の腰を抱え起してくれて、私の手を握った
そのままリビングに連れて行かれ
「座ってて」
私にお粥を差し出した
「これ・・・新くん作ったの?」
「俺の他に誰が作るんだよ」
と、照れ臭そうにしている
「ありがと」
私は熱いお粥を覚ましながら、ゆっくりと味わって食べた
「おいしいよ」
「そっか」
こんなに新くんに甘えてしまった。いつも助けてもらってばかりいる
「ほんとにごめんね・・・今度なんかお礼するね。出来る範囲ならするから」
「なんだよ、出来る範囲って」
クスッと新くんは笑った
「私・・・今日帰る」
と、言うと
「はあ?今日はだめ。まだ熱あるし、帰るなら明日」
「もう大丈夫だよ」
「お前、ほんということきかねぇ奴だな」
と、頭をポカッと叩かれ
「痛ーい」
「熱下がったら帰っていいから、今日はここに泊まれ」
真顔で私を見て言った。私は何も言えなくなり頷くことしか出来なかった
新くんがまた私に腕を伸ばしたので、また叩かれると思い交わそうとしたら
「よし、えらいぞ」
私の頭を撫ぜ、そのまま寝室へ行き
「ほら、もう寝れ」
布団を捲って私を待ってくれている
「う・・・ん」
熱で重い体を引きずりながら、私はベットに入り新くんを見た
「ごめんね」
「謝るぐらいなら早く治せ」
「うん」
「俺はあっちで寝るから具合悪くなったら起こして」
「うん。わかった」
部屋から出て行く新くんの後ろ姿を見ていた
携帯を部屋に忘れてきた・・・もしかしたら健太から電話がきてるかもしれない。家に来てるかもしれない・・・そんなことを考えていたけど、やっぱり熱があるせいで自然と瞼が閉じていく。頭の中で健太のことを考えているのに・・・
「反省してないくせに」
「飯食うから出て来い」
と、布団捲られ
「ほら、来い」
私の腰を抱え起してくれて、私の手を握った
そのままリビングに連れて行かれ
「座ってて」
私にお粥を差し出した
「これ・・・新くん作ったの?」
「俺の他に誰が作るんだよ」
と、照れ臭そうにしている
「ありがと」
私は熱いお粥を覚ましながら、ゆっくりと味わって食べた
「おいしいよ」
「そっか」
こんなに新くんに甘えてしまった。いつも助けてもらってばかりいる
「ほんとにごめんね・・・今度なんかお礼するね。出来る範囲ならするから」
「なんだよ、出来る範囲って」
クスッと新くんは笑った
「私・・・今日帰る」
と、言うと
「はあ?今日はだめ。まだ熱あるし、帰るなら明日」
「もう大丈夫だよ」
「お前、ほんということきかねぇ奴だな」
と、頭をポカッと叩かれ
「痛ーい」
「熱下がったら帰っていいから、今日はここに泊まれ」
真顔で私を見て言った。私は何も言えなくなり頷くことしか出来なかった
新くんがまた私に腕を伸ばしたので、また叩かれると思い交わそうとしたら
「よし、えらいぞ」
私の頭を撫ぜ、そのまま寝室へ行き
「ほら、もう寝れ」
布団を捲って私を待ってくれている
「う・・・ん」
熱で重い体を引きずりながら、私はベットに入り新くんを見た
「ごめんね」
「謝るぐらいなら早く治せ」
「うん」
「俺はあっちで寝るから具合悪くなったら起こして」
「うん。わかった」
部屋から出て行く新くんの後ろ姿を見ていた
携帯を部屋に忘れてきた・・・もしかしたら健太から電話がきてるかもしれない。家に来てるかもしれない・・・そんなことを考えていたけど、やっぱり熱があるせいで自然と瞼が閉じていく。頭の中で健太のことを考えているのに・・・

