「リン!今日仕事終わる頃にケーキ持って行くから楽しみにしとけ!今宵は歓喜の宴じゃ!よっしゃーっいっくぞーっ!」
「はいよっふがぐっあひゃーっ!」
ゆっくりと前進する俺達の体がすぐに雪にかき消されていく。
役所の重く軋む自動ドアが、ビュービューと大量の雪を舞い込ませながらヴインと閉まった。
嵐を遮断した所内がまるで別世界のようにシンと静まり返り、わざわざこんな日に訪れた二人を微笑ましく見送った人達はそれぞれの仕事に戻っていった。
あの日、リンが囁いたお仕置きの言葉は。
『クリスマスイヴに、私をもらえ……!』
今日はその12月24日。
俺達の運命の日――。
「はいよっふがぐっあひゃーっ!」
ゆっくりと前進する俺達の体がすぐに雪にかき消されていく。
役所の重く軋む自動ドアが、ビュービューと大量の雪を舞い込ませながらヴインと閉まった。
嵐を遮断した所内がまるで別世界のようにシンと静まり返り、わざわざこんな日に訪れた二人を微笑ましく見送った人達はそれぞれの仕事に戻っていった。
あの日、リンが囁いたお仕置きの言葉は。
『クリスマスイヴに、私をもらえ……!』
今日はその12月24日。
俺達の運命の日――。


