不滅のLIAR!

「行こう!」


「あっ、そだね!時間ヤバイんじゃね!?」


濡れて滑る床を蹴り、俺達はまた手を繋ぎ白く眩しい空間を走り出す。


「あ!あそこだ!すみませーん!」


目に付いた人の良さそうなスーツ姿のおっさんに声をかけた。


「こんな天気でよく来たねぇ。今日はまだ誰も来てないんだよ」


ニコニコと笑うその人に一枚の紙を手渡す。


「えーと、はい、はい、うん、大丈夫ですね。ではこちらを受理します。酷い天気だから帰りには気を付けて」


「はい!ありがとうございます!」


そして笑顔で顔を合わせた俺とリンは、またすぐに玄関へと走り始めた。