不滅のLIAR!

そしてその二ヶ月後、その最強のお仕置きを遂行するため俺達は前後不覚の吹雪の中を走ってる。


ドオオォーンッ!!


「うぎゃー!いってえーっ!ドアにぶち当たったあっ!」


時間に追われ吹雪に邪魔され身を屈め必死に進んでた俺は、見失いかけてた目的地の玄関に見事に頭を強打し大転倒した。


「ぎゃー!ちょっと晶!ここどこだよー!」


ヴイイ、イイイ、イ゙ンッ


風雪と積雪で異常に重くなった自動ドアが、悲鳴を上げながらジリジリと開く。


ボロボロになった俺達はやっとの思いで中に転がり込んだ。


「ひーっひーっ、つ、着いた……。駐車場から10メートルもない距離なのに、死にかけた……」


コケたまま四つん這いで駆け込んだ俺は、ゆっくりと立ち上がり暴風雪から解放され呆然と立ち尽くすリンを見る。