不滅のLIAR!

そこで更に「ああっ」と声が出た。


「今日に限って家にいるかもしれないじゃない!ここに来る前にリンのアパートに寄ればよかった!」


歩道の上で立ったまま身を屈めてガックリと両膝に手を付く。


肝心な時ほど頭の回らない俺らしいミス。


痛恨だ!しかし今更迷っても仕方ない!


俺はリンを探すべく人通りも車も少ない静かな飲み屋街を走り始めた。


ちゃんと見付けられるかわからない不安を押し退けようと、目に付いた居酒屋に入ろうとした瞬間。


「たまには飲みに来てよー。リンちゃん来ないと淋しいんだからさー」


……え!?今リンって言った!?