「面倒なやっちゃなあー!とりあえず当たって砕けて来いよ!亡きがらは楽しく葬ってやっからよ!」
煙草をギュッと灰皿に押し付けた阿部さんが立ち上がった。
「んじゃ先あがるわ。これからもシケたツラしてっと俺様のカミソリパンチがお前の頭頂部にハゲを作る恐れがあるから、気を付けろよ」
……以前、頭に軽い怪我をした従業員の髪を無理矢理カミソリで河童のように剃り上げて笑い者にした人だ。本気でパンチに刃物を仕込みかねん。
そしてドカドカと休憩室を出て、マフラーの壊れたうるさい牧場車で阿部さんが去って行った。
俺はひたすら阿部さんの言葉を思い浮かべてベンチに座ったまま動けない。
今更リンに会っても余計辛い思いをさせるだけなんじゃないのか?
もう二人は戻れないんじゃ、無意味なんじゃ、手遅れなんじゃ……。
煙草をギュッと灰皿に押し付けた阿部さんが立ち上がった。
「んじゃ先あがるわ。これからもシケたツラしてっと俺様のカミソリパンチがお前の頭頂部にハゲを作る恐れがあるから、気を付けろよ」
……以前、頭に軽い怪我をした従業員の髪を無理矢理カミソリで河童のように剃り上げて笑い者にした人だ。本気でパンチに刃物を仕込みかねん。
そしてドカドカと休憩室を出て、マフラーの壊れたうるさい牧場車で阿部さんが去って行った。
俺はひたすら阿部さんの言葉を思い浮かべてベンチに座ったまま動けない。
今更リンに会っても余計辛い思いをさせるだけなんじゃないのか?
もう二人は戻れないんじゃ、無意味なんじゃ、手遅れなんじゃ……。


