不滅のLIAR!

以前ならあーだこーだと会話も弾んだけど、俺は返事もそこそこに休憩室の戸をガラガラと開けた。


後ろから阿部さんもドカドカと入って来る。


「何だよそのつれない態度は!俺様に向かって失礼だぞ!」


そう言いながら年期の入った木製のベンチにドカッと座る阿部さん。


俺も少し離れて横に腰掛けると阿部さんが煙草に火をつけながら言った。


「いい事教えてやろうか?」


「……いや、別に」


阿部さんのいい事が本当にいい事だった試しがない。


「へー、じゃあ教えなーい。お前には重要な話かもしんないけどもう教えないよーだ」