不滅のLIAR!

リンと向かい合う形で正座してた俺は、距離を縮めようと立ち膝になりズズッとリンに詰め寄った。


「勝手に近寄るんじゃねぇよ!ぬけぬけと他の女の名前を言っちゃう奴なんかに動く資格はねぇ!止まれ!」


リンに怒鳴られて固まった俺は中途半端に腰を浮かした状態で止まってしまい、立ち膝にも正座にも戻れない状態に。


ぬお!これはキツイ!すきを見て早くどっちかに戻らねば!


「せっかくの記念日に何でこんな事になるんだよ!この一年私がどんだけ泣いたかお前知ってんのかよ!」


……えっ、泣いたって?そういえば俺リンが怒ったとこなら死ぬ程見てきたけど、泣いたとこはほとんど見た事ないぞ?


ハッとした俺は空中で腰を固定したままリンに聞いた。


「リン、そんなに泣いてたの……?」


キッと睨み付けてきたリンの目は、暗い部屋の中で閃光を放ってるんじゃないかと思えるほど鋭かった。