そうだ、俺が初めて阿部さんとリンの店に行ったのは去年の正月。
その時はまだ早紀と付き合ってたけど、すぐに別れて半年後にリンと付き合い始めてる。
そんな前の事を、リンは……?
身じろぎもせず正座姿で考える俺にリンが少し早口で言った。
「ほんとは晶の事ちゃんと覚えてんの。最初店に来た時からいいなって思ってたから意識しちゃって知らないふりしてただけだしさ。……ふーん、あの頃付き合ってたのがサキなんだ?そう考えると顔もわかんないのに凄くリアルでマジムカついてくるんだけど」
そりゃそうだ。俺が言うのも何だけど当たり前の心理だろう。
「あのさ、俺早紀の事なんかずっと思い出しもしなかったんだ。たまたまテレビで見ちゃって、気付いたら勝手に口から……」
へー、と白々しそうなリンの口調で完全に疑われてる事を自覚する。
その時はまだ早紀と付き合ってたけど、すぐに別れて半年後にリンと付き合い始めてる。
そんな前の事を、リンは……?
身じろぎもせず正座姿で考える俺にリンが少し早口で言った。
「ほんとは晶の事ちゃんと覚えてんの。最初店に来た時からいいなって思ってたから意識しちゃって知らないふりしてただけだしさ。……ふーん、あの頃付き合ってたのがサキなんだ?そう考えると顔もわかんないのに凄くリアルでマジムカついてくるんだけど」
そりゃそうだ。俺が言うのも何だけど当たり前の心理だろう。
「あのさ、俺早紀の事なんかずっと思い出しもしなかったんだ。たまたまテレビで見ちゃって、気付いたら勝手に口から……」
へー、と白々しそうなリンの口調で完全に疑われてる事を自覚する。


