不滅のLIAR!

リンがクイッとあごを上げ、俺を斜めに睨み上げる。


「とりあえず笑ってやったけど、やっぱ笑えねぇ。元カノとのリアルな交尾の話なんか笑えねぇよ?何かの自慢か?お前には私と元カレの肌と肌との触れ合いを聞く勇気あんのか?」


イヤーッ、怒ってるー!こんな旅先で恐ろしい地雷を踏んでしまったー!俺の大馬鹿者ー!


一気に酔いが醒めて目を見開いた俺は、手に持ってた煙草をポトリと床に落としてしまった。


それに全く気付かないほど壮大なスケールでの動揺だ。


……楽しい旅行が、まだ終わってない旅行が、今この瞬間、終わった……。


「あのっ、ごめん。つい調子に乗って悪趣味な話をしてしまいました。そして……、俺にはリンと他の男との触れ合いを聞く勇気がミジンコたりともない事を認めます……」


さっきまでの馬鹿なハイテンションをドブにでも投げ捨ててやりたい……!