テレビを付けながら、座椅子に座って待つ事一時間。


さっきからずっと頭の中には浴衣のはだけたリンしか浮かばない。


本当はテレビなんか見てる場合じゃないのよ。俺今凄く忙しいの。


「ただいまー!お風呂貸し切りみたいで凄く良かったよー」


カラカラと開けた引き戸を閉め、いよいよリンが戻ってきた。


「ねーねー、お風呂にさ、使い放題のパックまであってさ、全身にしてきちゃった!もうどこもかしこもツルッツルー」


頬を赤く染め髪をアップにした浴衣姿のリンが、想像以上に愛らしくセクシーで息を飲む。


どっ、どこも、かしこも……?たまらん!もっと詳しく教えて!