不滅のLIAR!

「でもさ、無神経過ぎるのが玉に傷なんだよねぇ」


笑顔でポツリと言ったリンに言い返す言葉はない。


あるわけがないよね。


「……ホントにねぇ。俺もそう思いますわ……」


引きつった笑いを浮かべつつその意見に同意。


気付けばもう室蘭も過ぎ、伊達市に入ってた。


外の吹雪は相変わらずだけど昭和新山まではもう少し。


俺達は尽きる事のないたわいのない話を続けながら、あっさりと伊達を通過した。


道路の標識もよく見えない状態で、以前ドライブした時の記憶を懸命に呼び起こし山へと向かう。