不滅のLIAR!

かかとの高いベージュのブーツが少し不安定らしく、まるで牛歩のような歩みに迎えに行こうか迷っていると。


階段を降り切った瞬間、「こりゃたまらん!」とでも言いたげに肩をすくめて小走りで車の中に駆け込んできた。


大量の雪と共に勢いよく助手席に座ったリンに、なぜかいきなり睨まれた。


「ちょっと晶!いい加減にして!」


「え!?いや、ごめん!……って何で!?」


第一声で突然怒られた理由がわからない。


「雪降らせ過ぎ!見てよこれ!バッサバサじゃん!もーっ、この雪男!」


いやいやいやいや!降らせてないし!本当に降らせられるなら俺どんな強者なわけ!?