不滅のLIAR!

俺は突っ伏してた体をガバッと起こしてリンを見た。


「そんだけって!俺あの時もう駄目なんじゃないかって凄く焦ったんだから!頭パンッパンだったよ!」


「あははっ、でしょでしょ!効果絶大だったでしょ!作戦成功だよねー!」


両手をバシンバシン叩いてウケるリンってば、何て楽しそうなんだろう。


とりあえず俺の心労がデカければデカいほどリンも喜ぶ図式らしい。


徐々にじわじわと安堵感が広がってきて張り詰めてた気持ちがやっと和らいできた。


ふと正面の月明かりに照らされた海に目を向ける。


ついさっきまでは薄気味悪かったのに、リンの笑顔があるだけで幻想的にすら感じてしまう。