不滅のLIAR!

いくぶん古めのリンのアパートは台所も含めた12畳ほどの居間と、低い白のパーテーションで仕切られた10畳ほどの寝室の一人暮らしにしては少し広めの部屋だった。


最低限の家具しかないサッパリした空間が何だかリンらしい。


ぽつんぽつんと置かれたピンク系の派手な棚やチェストには、ショップのように貴金属や衣類がセンス良くディスプレイされ、生活感はあまり感じさせない。


この部屋はリンの全てを知っている、そう思っただけで鼻の奥がツーンとして今にも鼻血が出そうなテンションの俺。


いや、まだ水はいいけど血は勘弁だ。間違いなく頭の中身を疑われる。


もしここで本当に鼻血なんか出したものなら、それこそ変態のレッテルを俺自身が泣きながら潔く貼り付けるしかない。


そして俺は再び尻がチリつく緊張感を味わっていた。